特区政府食物及衛生局の陳肇始・局長は4月30日、香港にいるすべての外国人家政婦は5月9日までに新型コロナウイルス感染症(COVID―19)の強制検査を受けなければならないと発表した。4月30日の香港メディアによると、東涌の映湾園悦涛軒第11座で39歳の外国人家政婦の感染が確認され、香港初の感染経路不明の変異種ウイルス感染例となった。陳局長は記者会見で「コミュニティーで変異種ウイルス株の陰性伝播チェーンができている可能性がある」と述べた。悦涛軒第11座の住民約950人はいずれも検査で陰性だったが、関連地点に滞在した東涌住民は速やかに検査を受けるよう呼びかけられている。5月9日までの検査はすでにワクチンを2回接種した外国人家政婦は免除される。
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