『星島日報』は11月30日、香港外国記者会が政府から賃貸契約の更新を認められたと報じた。ただし賃貸契約期間は7年から3年に短縮され、新たに国家の安全を守る条文が加えられた。同紙によると、香港外国記者会のリッチバーグ主席は同日、会員に公開書簡を発表。理事会はすでに政府の3年の賃貸契約を受け入れることを決定し、一両日中に契約を交わすと表明。また賃貸契約書には国家の安全の利益にかかわる場合に政府は賃貸契約を打ち切ることが可能と明記されたことを明らかにした。更新後の契約期限は2026年1月1日となっている。契約書の条文では政府が3カ月前までに通知すれば記者会に転出を要求することができるとなっている。記者会の所在地はセントラルにある政府の物件で、1級歴史建築に指定されている。

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