香港外国記者会（ＦＣＣ）は８月６日、米国のトランプ政権に在米中国メディアに対する制限撤回を求める声明を発表した。
７日付香港各紙によると、ＦＣＣは声明で「最近、多くの外国メディアの香港駐在記者に対する就業ビザの新規発給と更新が遅れている」と指摘。米国が中国メディアの現地での運営に対する管理体制を強化すると発表した後、中国側も報復措置を打ち出すと表明し、外国メディアの香港駐在記者が影響を受けているとみている。
ＦＣＣはトランプ大統領に対して中国メディアに対する制限を撤回するよう求め、初めてトランプ大統領の行為を譴責。同時に中国政府と香港特区政府にも香港の米国記者とメディアに対して報復措置を取るのは控えるよう求めた。
外交部駐港特派員公署はこれに対し、米国が報道の自由を標榜しながら中国メディアに対し政治弾圧を行っていると批判する一方で、ＦＣＣには因果を見極め是非を判断するよう促した。
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