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香港―社会

多くの市民が前倒しで中国本土に帰省

中国本土と香港の出入境再開のスケジュールが決まらない中、多くの香港市民と本土住民は春節(旧正月)前の本土帰省に間に合わせるために前倒しで出発している。12月26日の香港メディアによると、同日の深セン湾出入境管理所では長蛇の列ができ、出境には少なくとも3~4時間待たねばならなかった。今後2週間は出境者の数が絶えず増加し、待ち時間が延びることが予想されている。香港では現在、深セン湾と港珠澳大橋の2カ所の陸路出入境管理所だけで越境サービスを維持している。香港市民と本土住民は本土に入境した際に21日間の隔離検疫が必要となる。すなわち香港市民が本土で旧正月を過ごす場合は遅くとも1月10日までに出境しなければならない。多くの人はピーク時を避けるために前倒しで出境を始めているもようだ。

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