香港の東北部に隣接する大亜湾原発は稼動から28年を迎えた。12月5日付香港各紙によると、特区政府保安局は来月、政府部門の原発事故対応能力向上のため、部門を越えた大型演習を実施する。演習は李家超・行政長官が自ら監督し、約35の政府部門・機関が参加する。参加者は1400人に上るとみられる。内容は原発事故によって影響を受ける人々の予防的避難の模擬演習、入境者と輸入食品などが放射線汚染を受けていないかどうかの観察、さらに政府部門がいかにデマ散布による民衆のパニックを防ぐかのテスト、民衆の原発事故に対する意識向上となっている。
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