香港と中国本土の政治・経済・社会ニュースを日本語で速報します
華南―経済

大湾区企業22社がフォーチュン500

2024年度「FORTUNE GLOBAL 500ランキング」が発表され、本社所在地が粤港澳大湾区(グレーターベイエリア)にある中国企業は22社がフォーチュン500に入った。うち深センが9社でトップとなり、広州が6社、香港が5社、東莞1社、仏山1社で、うち民間企業が12社で過半数を占めた。

ランキングリストにより、中国平安が22社でトップを獲得し、53位となった。BYDは69ランク上げて143位となり、今年上半期、160万7145台の販売数で、グローバル新エネルギー自動車業界でトップ地位を確保した。広汽グループ(広州自動車工業集団)は12年連続でランキング入りし、今年は181位、新エネルギーへの転換を加速している。広東省は中国で新エネルギー自動車の生産・販売が最も多く、全国の4分の1以上を占めた。

103位のファーウェイ、277位の美的、394位の広州工控、414位の広新控股などの先進的な製造業分野を中心した企業は前年より順位を上げた。415位の順豊控股は、Low-altitude Economyの配置を加速し、傘下の豊翼科技はグレーターベイエリアをカバーするLow-altitude Economの物流ネットワークを構築している。消費者電子や自働車産業の研究開発メーカーである立訊精密は上場以来売上高の年間複合成長率が50%に達し、488位となった。

今なら無料 日刊香港ポストの購読はこちらから
香港メールニュースのご登録

日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから