キャセイパシフィック航空グループが10月21日、大規模な人員削減を発表したことを受け、新たに設立された「大湾区航空」が解雇された職員を優先的に採用するもようだ。同日の香港メディアによると、全国政協委員を務める東海集団の黄楚標・会長は傘下の「大湾区航空」が政府に「航空運営者許可証」を申請していることを明らかにした。黄会長は申請が許可されればキャセイドラゴン航空が運航していた路線の運航権取得に注力し、来年、5機の航空機を運航サービスに投入すると説明。併せて解雇されたキャセイドラゴン航空の元職員を優先的に採用することを検討する意向を示したほか、職員の政治的立場は考慮しないと述べた。
日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。