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香港―経済

大湾区航空、日本行きの便を突然削減

大湾区航空(グレーターベイエアラインズ)は、設立から2年以上が経過したが、現在ボーイング737型旅客機を8機しか保有していない。1月22日付香港各紙によると、同社は先ごろ、日本や韓国などへの複数のフライトを突然キャンセルした。状況が最も深刻なのは日本の米子と徳島への路線だ。韓国のソウル路線は、2月中旬から特定の日にしかチケットが販売されておらず、3月以降は販売されていない。 1月から3月にかけて200便が影響を受ける。

特区政府運輸及物流局の陳美宝・局長は、大湾区航空の幹部らに電話し、一部の航空券のキャンセルについて懸念を伝えたと述べた。当局は航空会社の代表者らと面会し、最新の状況を把握するとともに報告書の提出を求め、乗客の権益保護を前提に事件を早急に処理し、影響を受けた乗客に詳細な説明を行う予定だ。メディアの問い合わせに対し大湾区航空は、発注した新型機の納入が遅れていることと、一部の機体が安全規則に従って定期検査の期限が切れていることから、一時的に機体を輸送できないと述べた。運航スケジュールの変更に伴い一部路線の運航を中止せざるを得ない状況に陥っており、影響を受けた顧客に謝罪した。

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