特区政府は1月22日、航空輸送ライセンス局の発表した大湾区航空の運航申請を官報に掲載した。同日の香港メディアによると、大湾区航空は政府に香港との間を往来する旅客輸送、貨物輸送、郵便サービスの経営を申請した。香港からの目的地は計104カ所で、中国本土のほか、台湾、日本、韓国、東南アジアが含まれ、使用機材は主にボーイング737―800となる。本土の目的地は申請路線の約半分を占め、主に上海、北京、杭州、成都、南京、アモイ、海口、福州、天津、重慶、武漢、昆明、西安など全国各地を網羅。日本は東京、大阪、沖縄、福岡、札幌、名古屋、鹿児島、石垣、高松、広島、長崎、岡山、米子となっている。申請に反対する場合は14日以内にライセンス局に申し立てを行わなければならない。大湾区航空は年内に5機が運航サービスに投入され、2025年には30機に拡充する。
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