深セン東海航空の黄楚標・会長が昨年設立した大湾区航空(グレーターベイ・エアライン)は4月から人材募集を開始する。3月11日の香港メディアによると、同社取締役の許漢忠氏は同日、第2四半期にはスタッフを募集することを明らかにし、市場が低迷する現在の航空業界に朗報をもたらした。許氏はラジオインタビューで、同社は航空事業者免許を申請中であり、今年の第3四半期には申請を完了し、年末までには3機の航空機を就航させる予定であると述べた。許氏は、同社の経営、登録、株主構成、全体的な計画は、すべて香港の航空会社管理の要件に沿っていると指摘。また同社は東海集団に属しているため事業発展を支える資金力があると言及。ただし同社の準備作業が新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行の影響を受けていることを認め、流行がコントロールされ、ワクチン接種や市民の旅行需要と相まって将来的には状況が改善されるとみている。

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