特区政府衛生防護中心は7月20日、新型コロナウイルス感染症(COVID―19)の感染が初歩的に確認された2件の流入ケースの調査を進めており、うち1件はL452R変異種ウイルス株がかかわっていると発表した。同日の香港メディアによると、2件の感染例は13歳の女児とその弟の11歳の男児で、太古城唐宮閣に居住している。16日にサウジアラビアから香港に到着し、隔離免除の規定に基づき入境後に在宅で自主隔離を行った。到着時の空港での検査では陰性だったが、到着後3日目に提出した唾液サンプルの検査結果で初歩的に陽性が確認され、うち女児の方からはL452R変異種ウイルス株が検出された。

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