2019年に発生したMTR太子駅での暴動で3人に禁固刑が下された。5月20日付香港各紙によると、19年8月31日にデモ隊が旺角駅を破壊した後、列車内と太子駅で乗客と衝突した。事件にかかわった男性3人(22~26歳)が区域法院(地裁)での審理を経てそれぞれ暴動、違法集結、襲撃による傷害など6つの罪で有罪が確定した。このうち2人に対して5月19日に禁固4年10カ月~5年半の刑が下された。残り1人は違法集結にかかわっただけなので禁固8カ月となった。裁判官はデモ隊の態度を野蛮で理不尽と批判。太子駅で発生した一連の混乱と破壊は市民の生命と財産に脅威を与え、旺角駅の施設は破壊を受けて修理費用が81万ドルに上ったことなどを挙げ、深刻さを反映した判決によって公共秩序を守らなければならないと説明した。
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