亡き夫の墓を愛人が勝手に移動したため風水が悪くなったとして、正妻と娘が裁判を起こした。12月7日付香港メディアによると、男性は今年2月に亡くなり、妻が葬儀を手配して業者に分割払いでお墓を発注していたが、その後お墓を建てる費用の一部を愛人が払うことで合意。ところが、6月に墓地を見に行くと、風水の良い所を選んで夫を仮埋葬した場所が勝手に掘り返され、6フィート以上離れた別の場所にお墓の工事が始まっていたので警察に通報したという。妻と娘は、埋葬場所に墓石が置かれていないため地面の下に棺桶があることが分からず人様に踏み荒らされてしまうと嘆いているほか、風水が悪くなったせいで体調を崩したと主張。愛人は埋葬許可証を持っておらず不法行為にあたると指摘し、建設中のお墓を壊して元に戻す要求している。
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