特区政府統計処は１１月１９日、２０２４年９～１１月の失業率（速報値）を３・１％と発表。前月発表（８～１０月）と同じだった。上昇幅は業界によって異なるものの、ほとんどすべての主要業界で失業率は上昇した。中でもビルの装飾・修繕・メンテナンス業、保険、郵便、配送業の上昇が目立った。一方、倉庫、運輸補助、芸術、エンターテインメント、レクリエーション業界は下降が目立った。不完全就業率は１・１%で、前月発表と同じだった。就業者数は約４７００人増えて約３７１万１８００人だった。労働人口は約３６００人増えて約３８３万１５００人。失業者数は約１０００人減って約１１万９７００人となっている。特区政府労工及福利局の孫玉●局長は今後の展望について「世界経済の不確実性の高まりや貿易摩擦の激化により、一部のセクターの状況がより大きな影響を受ける可能性があるものの、労働市場は短期的にはほぼ安定した状態が続くと予想される」と述べた。【●＝草かんむりに函】
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