特区政府統計処は10月18日、2024年7~9月の失業率(速報値)を3・0%と発表。前月発表(6~8月)と同じだった。一方、不完全就業率は1・2%で、前月発表と同じだった。就業者数は約1700人増えて約371万200人だった。労働人口は前月とほぼ同じだが約700人減って約383万100人。失業者数は約2400人減って約11万9900人となった。前月発表に比べ各業界の失業率の変動は同じではないものの、その幅は大きくない。特区政府労工及福利局の孫玉●局長は今後の展望について、「雇用状況は業種別では業績に応じて異なる可能性があるものの、経済成長が持続する中、労働市場全体は短期的には引き続き逼迫した状況が続くと予想される」と述べた。【●=草かんむりに函】
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