特区政府統計処は12月16日、2022年9~11月の失業率(速報値)を3・7%と発表。前月発表(22年8~10月)に比べ0・1ポイント下降した。主な業界でいずれも下降したが中でも、土台と上部構造部の建設業での失業率下降が目立った。一方、不完全就業率は1・6%で前月発表より0・1ポイント下降した。就業者数は約8400人増えて約365万7000人。労働人口は前月とほぼ同じ約379万5900人、失業者数は約8500人減って約13万8900人となっている。消費および観光関連業界を合わせた失業率は前月発表より0・2ポイント下降し5・0%になり、うち飲食サービス業では同0・3ポイント下降して5・1%に、小売業では同0・2ポイント下がって5・0%になるなど改善が目立った。

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