特区政府統計処は11月16日、2021年8~10月の失業率(速報値)を4・3%と発表した。前月発表(7~9月)より0・2ポイント下降した。主な業界でいずれも下降したが中でもビルの装飾・修繕・メンテナンス、芸術、エンターテインメント、レクリエーション業界での失業率下降が目立った。一方、不完全就業率は1・9%で前月発表より0・2ポイント下降した。就業者数は約8500人増えて約366万6500人。労働人口は約400人増えて約383万8200人、失業者数は約8800人減って約17万1800人となっている。特区政府労工及福利局の羅致光・局長は、香港経済が回復するに伴い労働市場は引き続き改善していると指摘。消費および観光関連業界のうち飲食サービス業の失業率は前月発表より0・8ポイント下降し7・7%になったと述べた。
日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。