特区政府統計処は10月21日、2021年7~9月の失業率(速報値)を4・5%と発表した。前月発表(6~8月)より0・2ポイント下降した。7カ月連続の下降となる。主な業界でいずれも下降したが中でも内外装、修理・メンテナンス業、専門・商用サービス業、芸術、娯楽・レジャー活動業での失業率下降が目立った。一方、不完全就業率は2・1%で前月発表より0・1ポイント下降した。就業者数は約6300人増えて約365万8000人。労働人口は約900人減って約383万8600人、失業者数は約7100人減って約18万600人となっている。特区政府労工及福利局の羅致光・局長は、香港経済の回復に伴い労働市場はさらに改善したと指摘。消費・観光関連業の失業率は前月発表より0・2ポイント下降して7・2%になったとコメントした。

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