嗇色園可立小学校の教員が特区政府教育局から教員資格をはく奪されたことを受け、同校では11月13日の登下校時に校門前でメディアが生徒や保護者にインタビューを行っていた。同日の香港メディアによると、問題となった教員の授業を受けた生徒は、初めは同教員に教わった歴史知識を信用していたが、その後間違いであることを知ったと述べた。この生徒は3年生に進級したばかりで、同教員の常識科の授業を受けていた。同教員から教わったアヘン戦争の歴史を信じていたが、両親に話したところ間違いであることが分かったという。その母親は「生徒は無条件に先生が教えた知識を信じてしまう」と述べ、同教員が間違いを正さないと批判。当局による教員資格はく奪に同意する姿勢を示した。
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