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香港―経済

宮崎県オンライン商談会が開催

新型コロナウイルス流行第4波が収まらないなか、香港への食品輸出拡大を狙って1月12日に宮崎県オンライン商談会が行われた。

これは香港日本交流コミュニティー「港日和~Konnichiwa!こんにちわ!」、有限会社丸哲、株式会社SHINGAKI、日本産地直送有限公司の共催によるもので、JAPANブランド育成支援等事業の一環となる。会場となった銅鑼湾にある串カツ専門店「JunG39」には地元の食品バイヤー、サプライヤーなどおよそ15人が参加。リアルタイムで宮崎とつなぎ試食会と商談会が行われた。

有限丸哲は初めてオンライン海外商談会に参加。スモークの香ばしい香りが広がる「めばちマグロの生ハム」やワインの製造過程で出るぶどうの搾りかすを餌にいれてにおいを抑える「ぶどうかんぱち」など7種の魚介類を紹介した。株式会社SHINGAKIは宮崎牛、ハーブ牛や放牧豚の商品を紹介。参加者から美味しいとの声が多かった「てごねハーブ牛ハンバーグ焼き」は、厳選されたハーブを飼料に育成し赤肉の旨味と良質な脂肪が凝縮したもの。商談会では早々に発注する企業もでていた。香港は15年連続で日本最大の食品輸出市場。コロナ禍の影響はあるものの、日本から香港への食品輸出量は安定的な伸びを維持している。

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