クリスマス休暇中に多くのアマ(外国籍家政婦)が公園に集まり、新型コロナ予防措置が遵守されていないことが問題視された。香港メディアによると、アドミラルティーのタマール公園でテントを張って、歌ったり、大人数で食事やおしゃべりをするアマたちの様子を写した写真が12月25日にネットに投稿された。テントの数は300個余りで、アマたちの密な状況はウイルスの感染を拡大させる恐れがあると批判の声が出ている。こうした中、政府当局は12月27日午後、予防対策を徹底するためタマール公園内のパトロールを行った。ピクニックやおしゃべりする市民が多く、中にはマスクをアゴまで下げて会話したり、3人で集まっているグループもあった。警察、入境処、康楽及文化事務署が共同でアドミラルティーのタマール公園を巡回し、チラシを配ったり、口頭で1・5メートルのソーシャルディスタンスを取るよう勧告したという。マスクを着用していなかった男女に康楽及文化事務署が5000ドルの罰金切符を切ったケースもあった。

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