昨年8月に保釈中に台湾に逃亡しようとしたデモ隊12人が中国本土海域で密航により逮捕された事件に新たな進展が見られた。1月15日付香港各紙によると、警察は昨年10月、12人の逃亡を支援した疑いで9人を逮捕した後、他の仲間が財政支援を行い、密航計画に対する意見提供や陸上での送迎を手配したことを発見。警察の国家安全処職員が捜査を進めた後、14日に香港各地で11人を逮捕した。逮捕されたのは男性8人、女性3人、年齢は18~72歳。いずれも犯罪幇助の容疑となっており、台湾の「保護傘行動」発起人、九龍城区議会議員を務める弁護士の黄国桐氏、元香港専上学生連会(学連)副秘書長の母親、独立系ミュージシャンの霍朗斎氏、ウクライナ系男性、暴力団構成員とみられる者や運転手、家庭主婦らが含まれている。
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