上海市復旦大学付属華山医院感染科の張文宏・主任はこのほど、世界の新型コロナウイルス肺炎(COVID―19)流行はすでに収束の兆しが表れているとの見方を示した。9月14日付香港各紙によると、張主任は13日、「世界の新型コロナウイルスとの戦いに夜明け」と題する論文を微博で発表。中国で開発された不活化ワクチンは最初の接種志願者180人が接種から5、6カ月を経て一貫して抗体が安定していること、中国でのウイルス流行第2波では上海で600人余りの感染者が流入したものの1人も死亡しなかったことを挙げ、ウイルスによる致死率は低下が続いていると指摘した。
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