特区政府統計処は３月３日、２０２５年１月の小売り統計を発表した。１月の小売業総売上高は前年同月比３・２％減の３５３億ドル（速報値）、価格変動要因を考慮した小売業総販売量は同５・２%減だった。しかし昨年と今年は旧正月の時期が異なることから今年１月と２月の統計は合わせて分析する必要がある。一方、２４年１２月の小売業総売上高は前年同月比９・６％減、小売業総販売量は同１１・３％減に修正した。２５年１月に売上高の減少が目立ったのは、自動車・同部品の同５２・６％減、家具・固定装置の同２６・４％減、宝飾品・時計・高級贈答品の同１７・９％減、電器および耐久消費財の同１０・５％減、書籍・文具・贈答品の同１５・１％減、靴・衣料小物の同７・５％減、中医薬の同４・６％減、メガネの同４・４％減、燃料の同４・３％減などだった。一方、増加が目立ったのは、食品・酒類飲料・たばこの同１０・９％増、スーパーマーケット商品の同４・９％増、医薬品・化粧品の同４・３％増、衣服の同１・２％増、デパート商品の同０・５％増などだった。
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