特区政府統計処は3月31日、2025年2月の小売り統計を発表した。小売業総売上高は前年同月比13・0%減の294億ドル(速報値)、価格変動要因を考慮した小売業総販売量は同15・0%減だった。一方、25年1月の小売業総売上高は前年同月比3・1%減、小売業総販売量は同5・1%減に修正した。政府スポークスマンは、昨年と今年は旧正月の時期が異なるため比較には影響が出る可能性があると指摘し、今年1月と2月の統計は合わせて分析する必要があると述べた。
1~2月の小売業総売上高は前年同月比7・8%減、価格変動要因を考慮した小売業総販売量は同9・9%減だった。1~2月に減少が目立ったのは、自動車・同部品の同49・9%減、家具・固定装置の同25・6%減、宝飾品・時計・高級贈答品の同15・8%減、靴・衣料小物の同12・3%減、書籍・文具・贈答品の同10・9%減、デパート商品の同9・9%減、中医薬の同9・1%減、燃料の同8・5%減、メガネの同7・6%減、衣類の同5・4%減、電器および耐久消費財の同5・3%減、スーパーマーケット商品の同4・4%減、その他消費財の同2・0%減、などだった。一方、売上高の増加が目立ったのは、医薬品・化粧品の同21・7%増、食品・酒類飲料・たばこの同0・1%増などだった。

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