特区政府統計処は6月30日、2022年5月の小売り統計を発表した。小売業総売上高は前年同月比1・7%減の291億ドル(速報値)、価格変動要因を考慮した小売業総販売量は同4・9%減だった。一方、4月の小売業総売上高は前年同月比11・7%増、小売業総販売量は同8・0%増に修正した。5月に売上高の減少が目立ったのは、自動車・同部品の前年同月比31・7%減、医薬品・化粧品の同5・3%減、スーパーマーケット商品の同5・2%減、家具・固定装置の同5・1%減、デパート商品の同4・4%減、電器および耐久消費財の同2・3%減、衣服の同2・1%減などだった。一方、増加が目立ったのは、その他消費財の同7・7%増、宝飾品・時計・高級贈答品の同7・1%増、メガネの同5・0%増、書籍・文具・贈答品の同4・4%増、中医薬の同2・4%増、食品・酒類飲料・たばこの同1・9%増、燃料の同1・7%増、靴・衣料小物の同0・9%増などだった。
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