特区政府統計処は8月2日、2021年6月の小売り統計を発表した。小売業総売上高は前年同月比5.8%増の281億ドル(速報値)、価格変動要因を考慮した小売業総販売量は同2.8%増だった。一方、5月の小売業総売上高は前年同月比10.4%増、小売業総販売量は同7・1%増に修正した。6月に売上高の増加が目立ったのは、自動車・同部品の同36.0%増、宝飾品・時計・高級贈答品の同31.8%増、衣類の同18・8%増、その他消費財の同16・0%増、中医薬の同10.8%増、電器およびその他耐久消費財の同10.6%増、医薬品・化粧品の同8.9%増、書籍・文具・贈答品の同6・8%増、燃料の同5.1%増などだった。減少が目立ったのは、デパート商品の同20.3%減、スーパーマーケット商品の同7.6%減、家具・固定装置の同3.6%減、メガネの同2・7%減、靴・衣料小物の同1・8%減、食品・酒類飲料・たばこの同1.6%減などだった。一方、今年1~6月では、小売業総売上高は前年同期比8.4%増、小売業総販売量は前年同期比7.1%増だった。

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