特区政府統計処は８月１日、２０２４年６月の小売り統計を発表した。小売業総売上高は前年同月比９・７％減の２９９億ドル（速報値）、価格変動要因を考慮した小売業総販売量は同１１・２％減だった。一方、２４年５月の小売業総売上高は前年同期比１１・４％減、小売業総販売量は同１２・７％減に修正した。今年上半期（１～６月）では、小売業総売上高は前年同期比６・６％減（速報値）、価格変動要因を考慮した小売業総販売量は同８・２％減だった。項目別では、６月に売上高の減少が目立ったのは、自動車・同部品の同２５・１％減、宝飾品・時計・高級贈答品の同２３・１％減、デパート商品の同１８・６％減、メガネの同１３・９％減、衣類の同１３・２％減、燃料の同１２・３％減、家具・固定装置の同９・８％減、靴・衣料小物の同９・１％減、食品・酒類飲料・たばこの同５・７％減、電器および耐久消費財の同４・７％減、中医薬の同２・８％減、その他消費財の同１・２％減、スーパーマーケット商品の同０・５％減などだった。一方、増加が目立ったのは書籍・文具・贈答品の同０・１％増、医薬品・化粧品の同３・４％増などだった。
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