特区政府教育局は１１月１２日、「教育条例」に基づき歴史を歪曲して教えた小学校教員の教師資格取り消しを通達したことを明らかにした。同日の香港メディアによると、同教師は嗇色園可立小学校で教職に就いていた際、２年生の常識科で歴史を教えていた。４月の授業停止期間に学生の在宅学習のために学校のホームページに教材をアップロードしていたが、その中には多くの間違いが見受けられた。例えば「英国がアヘン戦争を発動した原因は中国内のアヘンを消滅させるため」「中国の４大発明の１つである紙は、亀の甲羅や動物の骨などを使って記録することに代わるためで、動物の種の絶滅を防ぐことが目的」などと説明。教育局は内容に明らかな間違いがあると指摘した。学校側は同教員がすでに全学期で離職したことを明らかにした。
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