帝国集団とインターコンチネンタル・ホテルズ・グループは5月28日、新たなホテル建設プロジェクトの契約調印式を行った。
同日の『香港経済日報』(電子版)によると、ホテルの名称は「海員之家」で、尖沙咀中間道11号に建設される。42階建ての複合ビルを建設し、低層部は船員向けのレジデントクラブで、9~42階がホテル。総床面積は35万平方フィートで約500室の客室を供給。1部屋当たりの面積は350~400平方フィートとなっている。投資総額は60億ドルで、2カ月以内に基礎工事を開始、2023年の完成を目指している。
帝国集団は新鴻基地産発展の故・郭炳湘・元会長が設立したデベロッパー。郭氏の子息である帝国集団の郭基浩・董事は、同プロジェクトは当初、ホテル業に熱意を注いでいた父親が企画したものだったことを紹介した。
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