屯馬線第2期の開通を間近に控え、新駅となる「宋皇台駅」が6月13日に一般公開された。同日の香港メディアによると、これは12日に開催された新駅「土瓜湾駅」の一般公開に続くもの。27日に屯馬線が全線開通することにより、新界西、九龍、新界東を結ぶ屯馬線は、全路線あわせて27駅となる。13日に実施された一般公開は8つのセッションに分かれ、1セッションにつき4人分の200枚のチケットが用意され、多くの鉄道ファンや一般の方々が写真撮影に訪れた。趙氏宗室魏王二十八世子孫の趙廣新氏も一族とともに訪れた。このエリアは多くの宋代の遺物が発掘されており、南宋の最後の皇帝が九龍城に滞在していたことでも知られる。九龍城の開発や今回の宋皇台駅の完成は「われわれ趙一族にとって大きな意味を持つ」との趙氏は述べた。
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