馬鞍山で11月11日午後1時ごろ、市民がデモ隊に可燃性の液体をかけられ火をつけられ全身火だるまになる事件が発生した。
同日の香港メディアによると、事件がおきたのは馬鞍山公園と海栢花園を結ぶ歩道橋。中年男性がデモ隊と口論し、顔から血を流していた。男性は「ここにいる者はみんな中国人じゃない」と述べ、彼に「大湾区に帰れ」と叫ぶ者がいた。
口論中に突然、黒服にマスクをつけた男が男性に透明の液体をかけて点火し、男性は全身が火に包まれて逃げまどい、現場にいた人たちも退散した。黒服の男を追跡しようする者もいたが、捕まえたかどうかは定かではない。警察は1時ごろに通報を受け、襲撃事件として処理している。襲われた男性は全身多くの個所に火傷を負い、病院に運ばれ、危篤状態となっている。
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