消費者委員会は先ごろ市場に出回っているナチュラルチーズとプロセスチーズおよそ40種類のサンプル調査を実施した。5月17日の香港メディアによると、そのうち29種類、つまり70%以上が「高脂肪」であることがわかった。中でも「city’s super」の羊乳チーズは総脂肪量が100gあたり37.7gと最も多く、飽和脂肪酸の含有量も最も少ない「チーズケーキ」の3倍に達していた。また8つの製品で栄養表示値と検査結果が一致せず、そのうち「プレジデント」ブランドのチェダーチーズスライスの検査結果は、トランス脂肪酸の表示値よりも83%も高い値であることも分かった。ほかにも「プレジデント」製品のトランス脂肪酸含有量の検査結果は表示値よりも83%高く、「パルミジャーノ・レッジャーノ」と「デボンデール」のカルシウム含有量の検査結果は表示値よりもそれぞれ約24%と21%低くなっていた。「La Cremerie」のナトリウム含有量は表示値よりも約44%高くなっていた。 消費者委員会はフォローアップのために食物安全中心に照会した。
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