香港でも児童虐待は社会問題として注視されているが、先ごろ幼児中心（チャイルドケアセンター）の職員２人（４２歳と６２歳）が幼児を虐待していたことが分かり逮捕された。１０月１９日の香港メディアによると、事件があったのは仁済医院羅氏基金護幼中心の宿舎だ。幼児中心や幼稚園を監督する政府社会福利署が１０月１７日に抜き打ち検査を実施し防犯カメラの記録をチェックしたところ、１０月３日朝に１人の女性職員が４歳の幼児を着替えさせる時に脚を強い力で鷲掴みにする様子が映っていたという。子供が騒ぐのをなだめようとしたようだが、当局では不当な行為とみなしている。また、その場に居た別の女性職員もそれを制止していなかったことが判明し、２人は虐待容疑で逮捕された。このところ香港では子供を虐待した親が逮捕されるケースも増えている。
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