広東省で新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行がまだ収束せず、広州市で9人の地場感染者が確認されたことで同市は半封鎖状態となった。6月7日付香港各紙によると、特区政府は6日夜、中国本土から香港に戻る際の検疫を免除する「回港易」の調整を発表した。国家衛生健康委員会の中・高リスク地域の指定に準じる以外に、本土とマカオの衛生部門の感染ケースに関する資料を参考にして本土の中・高リスク地域のリストを制定する。過去14日にリストに入った地域に滞在した香港市民は「回港易」の検疫免除は適用されず、香港に入境した際に14日間の在宅検疫が必要となる。6日夜に発表した本土の中・高リスク地区リストでは新たに深セン市の竜崗区、塩田区が加えられた。

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