『南方日報』が8月27日に広東省文化観光庁から得た情報によると、2024年上半期、広東省の観光客は延べ3億8400万人で前年同期比17.1%増え、観光収入は前年同期比26.3%増え、4789億元に達した。観光客一人当たりの支出額から見ると、2023年の広東省の観光客一人当たりの支出額は1225元で前年同期比29.1%増、2019年と比べて4.4%増えた。今年上半期の広東省の観光客の一人当たりの支出額は1247元で、前年同期比7.9%増えた。
2024年上半期、広東省は延べ3020.5万人の外国人観光客を受け入れ、前年同期比429.3%増え、観光外貨収入は754.9億元に達し、前年同期比369.4%増えた。外国観光客の一人当たりの支出額は2499元で、前年同期比43.6%増えた。標本調査データによると、上半期の外国観光客の支出は買物、長途交通、宿泊、飲食に集中し、83.83%を占めた。
そのうち買い物は外国観光客の最大の支出項目であった。小口の消費シーンの利便性が向上しており、広東4A級以上の観光地、省級以上の観光リゾート、観光レジャー街区などの重点文旅観光地の入国観光の利便性は明らかに高まった。省内82カ所の重点商圏では、既に95.3%の重点テナントがワイルドカードの利用ができ、カバー率は2月末より79.5%伸びた。空港、口岸、スターホテルなどには外貨両替施設の全面カバー、24時間両替が実現された。また、香港・マカオからの観光客が増えており、買い物、飲食、娯楽に至るまで、消費習慣を徐々に変えつつあり、内地の消費環境をより認め受け入れた。

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