今年初め以来、広東省対外貿易の回復し向上しつつある。税関総署広東支署の統計によると、今年上半期、広東省の対外貿易輸出入総額は4兆3700億人民元であって、同時期史上最高で前年比13.8％増、全国平均より7.7ポイント高く、全国総額の20.6％を占める.その中、輸出額は2兆8500億人民元で前年比12.1％増、輸入額は1兆5200億人民元で前年比17.1%増。具体的には、広東省の商品輸出が特に急速に増長している。今年上半期、広東省の機械・電気製品の輸出が9.9％増、広東省輸出総額の64.4％を占めている。その中、自動データ処理設備とその部品、電気乗用車、コンテナがそれぞれ14.6％、16.7％、26.3％増。同時期、労働集約型製品は2.4％増で輸出総額の14.1％を占めており、鋼鉄の輸出は898.6億人民元で4.4倍増。
また、今年上半期の広東省の一般貿易輸出入総額は2兆6100億人民元で16.9％増、広東省輸出入総額の約6割を占める；加工品貿易輸出入総額は9070.1億人民元で2.2％増、広東省総額の20.8％を占める；保税物流輸出入総額は8125.2億人民元で25.1％増、広東省総額の18.6％を占める。広東省民間企業の輸出入総額は21.3％の増加2兆8000億人民元に達し、伸び率は広東省全体より7.5ポイント高く、広東省輸出入総額の64％を占める。同時期、外商投資企業の輸出入総額は1兆3400億人民元で2.1％増、広東省総額の30.7％を占める；国営企業の輸出入総額は2209.5億人民元で2.2％増、広東省総額の5.1％を占める。
それ以外に、広東省とその主要貿易パートナーの関係も勢い良好。今年上半期、広東省の上位5つの貿易パートナーはASEAN、中国香港、米国、欧州連合と中国台湾、それぞれの輸出入額増長は12.3％、16.9％、10.6％、7.1％と17.2％となっている。同時期、「一帯一路」の共同建設への国家との輸出入総額は1兆6400億人民元で12％増；地域的な包括的経済連携協定（RCEP）加盟国との輸出入総額は1兆2400億人民元で12.5％増。今年後半、広東省の対外貿易は不安定や不確定要素に面することになるが、外需の持続的回復と一連の政策などの有利な条件に支えられ、全体的には依然良好な勢いが見込まれているという。
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