国家統計局広東調査総隊は10月19日、第1~3四半期の広東省住民の収入と消費支出の報告を発表した。データによると今年第1~3四半期の広東住民では、一人当たり平均可処分所得は4万1037元で前年同期比4.4%増え、価格要素を差し引き、実質4.2%増えた。区域からみると、都市部住民と農村住民の一人当たり可処分所得は4万9247元と2万1141元で、それぞれ前年同期比3.9%、6.3%増えており、農村住民の平均可処分所得の伸び率は都市住民のより2.4%上回った。収入源別に見ると、一人当たり給与収入は27631元で前年同期比4.5%増え、一人当たり経営純収入は5356元で前年同期比6.2%増え、一人当たり純収入は5227元で前年同期比1.3%増え、一人当たりの移転純収入は2823元で前年同期比5.0%増えた。
消費面では、一人当たりの消費支出は26773元で前年同期比5.1%増えた。区域からみると、都市部住民と農村住民の一人当たりの消費支出は3万841元と1万6912元で、それぞれ前年同期比5.0%、5.2%増えた。消費カテゴリー別では、その他の用品やサービスの消費支出が前年同期比11.2%増え、医療保健、食品、たばこ、酒、衣服の伸び率はそれぞれ9.5%、8.1%、8.0%で、教育文化娯楽消費支出、生活用品サービス消費支出、交通通信消費支出、住居消費支出は、それぞれ7.3%、3.8%、1.8%、0.1%増えた。
広東省住民消費者物価指数(CPI)は前年同期比0.1%上昇し、上昇幅は前年同期比0.5%下落した。食料品とエネルギーの価格を除いたコアCPIは0.1%上昇し、上昇幅は前年同期比0.7%下落した。広東工業生産者出荷価格指数(PPI)は前年同期比1.6%下落し、下落幅は前年同期比0.4%拡大した。工業生産者購入価格指数(IPI)は前年同期比1.3%下落し、下落幅は前年同期比0.8%収縮した。
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