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香港―社会

廟と故居、2つの歴史建築が法定古跡に

このほど2つの歴史建築が法定古跡に指定された。10月11日付政府公報によると、『古物古蹟条例』に基づき法定古跡とされるのは、堅尼地城(ケネディータウン)に位置する「魯班先師廟(Lo Pan Temple)」と、元朗錦田に位置する「●伯▲故居(the Residence of Tang Pak Kau in Kam Tin)」だ。1884年に創建され、工匠の神とされる魯班を祭る廟として市民に広く知られる魯班先師廟は1928年に再建された。廟は繊細な技巧の壁画、石膏や木彫りの彫刻、陶器の人形などの装飾品が美しく、その中には石湾の老舗が製作した陶器製の棟の装飾も含まれている。特徴的な階段状の切妻壁は香港では珍しいものという。また、この廟の創建以来、建設業界が魯班の生誕を祝う習わしがあり、地元の建設業界は今もその文化と伝統を引き継いでいる。一方、錦田唐氏族の著名実業家の●伯▲の邸宅だった●伯▲故居は 20世紀初頭に建てられた。特に教育と医療サービスの分野で新界の発展に多大に貢献した彼は、かつて邸宅内に私学を設立し、一族の子供たちに教育機会を与えたという。中国と西洋が融合したデザインの邸宅は灰色のレンガ造りの平家で、3 階建ての望楼がある。歴史建築の情報や写真は古物古蹟辦事処のホームページで閲覧できる。【●=登におおざと、▲=求の下に衣】(写真・政府新聞処)

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