立法会で先に選挙制度改善に関する改正案が通過したが、民主党はまだ選挙に参加するかどうか決定していない。6月7日付香港各紙によると、民主党創設メンバーで特区政府運輸及房屋局の局長を務めた教育大学公共行政学講座教授の張炳良氏は6日、メディアのインタビューを受けた。張氏は民主党が選挙への不参加を決定した場合、次期立法会選挙に参加しないだけなのか、永久に選挙に参加しないのかを考慮しなくてはならないと指摘。「1つの政党が選挙に参加しないならば、なぜ政党をおこすのか」と述べたほか、社会利益の角度から民主派はまだ生存空間があるとの見方を示した。張氏は民主党が選挙に参加しないのは制度の不公平からというならば、全世界の反体制派はみな選挙制度が不公平とみなすと指摘した。

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