特区政府は3月に全市民を対象にした新型コロナウイルス感染症(COVID―19)強制検査を実施すると発表、併せて検査に対応するための一連の措置を打ち出した。同日の香港メディアによると、現行の社交距離措置の大部分を4月20日まで延長。飲食店での夜間の店内飲食禁止や、現在行われている一部業界・施設の営業停止・閉鎖が含まれているほか、さらに飲食店での昼間の店内飲食では1卓の利用を2人までに引き締める。すべての小中学校、幼稚園、インターナショナルスクールの今学年の休暇を調整し、夏休みを3~4月に前倒ししてイースター連休終了後に授業を再開。8月12日を今学年の最後の授業日とする。大学・専門学校には適用されない。中学・高校卒業の公開学力試験は予定通り4月22日に実施する。ワクチン接種は3回目接種までの期間を短縮し、4月中に児童の接種率90%を目指す。老人ホームと障害者施設の接種率は4月前に90%を達成する。
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