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香港―社会

強制検査の外出禁止令、最長7日間

特区政府は12月8日、新型コロナウイルス肺炎(COVID―19)流行対策として感染者が発生した建物の住民にウイルス検査を強制する「外出禁止令」にも匹敵する措置を発表した。9日付香港各紙によると、新界葵涌の葵盛西邨第8座で新型コロナ感染者が累計22人に達し、同棟の住民に対して政府が度々検査を受けるよう呼び掛けたにもかかわらず、6日から住民が続々と同棟を離れておりウイルス拡散リスクをもたらしている。こうしたことを受けて政府は8日、「制限与検測宣告」を官報に掲載。食物及衛生局局長は特定の場所の人たちに強制検査を要求でき、最長7日間は特定の場所にとどまらなくてはならず、検査結果が出るまで離れることはできない。違反すれば犯罪とみなされ、最高刑罰は罰金2万5000ドルおよび禁固半年となる。政府は9日、葵盛西邨第8座の住民などに強制検査を要求したものの、まだ「外出禁止令」は出していない。

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