飲食大手の美心集団（マキシムズ・グループ）は１２月３日、従業員１人が新型コロナウイルスに感染したとして、コーズウェイベイの利園（リーガーデン）にある「園中鴨子（DUCKEE）」とチムサーチョイの星光行（スターハウス）にある「潮庭（CHIUCHOW GARDEN）」を当面休業すると発表した。同日付香港メディアによると、感染が確認された中華レストラン部門の従業員が最後に勤務したのは１２月２日で、この２つのレストランを訪れていた。将軍澳中心広場にある「美中鴨子」にも短時間滞在したことが分かったが、同店のほかの従業員はすべてコロナ検査の結果が陰性だったため休業はしない。一方、中華レストラン部門の別の従業員１人について、家族に感染者が出たため濃厚接触者となり検疫を受けることになったと発表した。当該従業員が最後に勤務したのは１１月３０日で、「園中鴨子」と「美中鴨子（M&C DUCK）」の●湾広場支店を訪れていた。しかし、この２人の従業員（感染者と濃厚接触者）はともにレストランの客と直接接することのない職務だという。同社では当該レストランを清掃・消毒するとともに、従業員のウイルス検査を実施し、２人の濃厚接触者となる同僚については自宅で自主隔離させる対応を取っている。【●＝くさかんむりに全】
日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。
