香港上海銀行(HSBC)、中国銀行(香港)、スタンダード・チャータード銀行の発券銀行3行が口座維持手数料などの廃止を発表したのに続き、恒生銀行と東亜銀行も6月26日、口座維持手数料などの廃止を発表した。
同日の香港メディアによると、恒生銀は8月1日から資産運用口座の「優進理財」と総合口座、個人香港ドル預金口座の口座維持手数料を廃止する。現在、「優進理財」は運用資産総額5万~20万ドルで月30ドル、5万ドル以下で月120ドルの手数料を徴収している。総合口座では1万ドル以下で月60ドル、個人香港ドル預金口座では1日当たり平均5000ドルを下回ると月50ドルを徴収してる。このほかカウンター取引手数料も廃止する。
また東亜銀行は個人口座i-Accountと一般個人口座サービスの口座維持手数料を8月1日から廃止する。ただし顕卓理財と至尊理財の口座の平均資産運用総額の条件と口座維持手数料は維持される。
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