12月25日から中国以外の国・地域に滞在した入境者は指定検疫ホテルで21日間の検疫を受けなければならなくなった。同日の香港メディアによると、土瓜湾の奥斯酒店は検疫ホテルの指定を受けたが、同ホテルの鍾偉棠・会長は「特区政府が唐突に防疫措置を引き締めたが、一部ホテルはすでに予約で満室となっているため対処が難しい」と批判した。特区政府は24日午後11時ごろに新措置を発表し、25日午前零時から施行された。鍾会長は25日朝に多くの顧客から問い合わせを受け宿泊期間の7日間延長を要求されたことを明らかにした。だが予約がいっぱいとなっているため、宿泊客が滞在期間を延長すれば来月半ばに宿泊する顧客と調整しなければならない事情を説明した。ある顧客は今回の引き締め措置によってホテルで直接検疫を完了できなくなることから香港行きの取り消しを決定したという。
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