林鄭月娥・行政長官はSNSで香港にはすでに新型コロナウイルス感染症(COVID―19)の「ワクチンパスポート」が存在していることから、できるだけ早くワクチン接種を受けるよう市民に呼びかけた。4月2日の香港メディアによると、林鄭長官は世界的なワクチンパスポートのシステムはまだないものの、ワクチン接種は新型コロナ流行から脱却し正常な生活を回復する最も有効な方法と指摘。電子版のワクチンパスポートはアプリ「智方便」を通じてスマホにダウンロードでき、印刷版はワクチン接種後に係員が提供すると説明した。科興のワクチンは1回目と2回目の接種の間に28日空けなければならず、バイオNテックは21日空けなければならない。このため1回目のワクチン接種を受けてからワクチンパスポートが発効するまでには35~42日を要することになり、市民に早く接種を受けるよう促した。
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