香港市民支援愛国民主運動連合会(支連会)は9月25日、特別会員総会を開催し、解散決議を可決した。26日付香港各紙によると、支連会は25日午後、旺角の六四記念館で特別会員総会を開催し、130余りの会員団体から45人の代表が出席。社会民主連線(社民連)の陳宝瑩・主席や曽健成氏、観塘区区議会の蔡沢鴻・元主席らが出席した。支連会の解散決議の投票では賛成41票、反対4票で解散を可決。即時、清算・解散手続きに入ることを発表し、支連会公司秘書の蔡耀昌氏らを清算人に委任した。蔡氏は会議後の記者会見で「支連会は今後、組織の名義でいかなる活動も行わない」と表明。6月4日に行われて来たビクトリア公園での天安門事件追悼キャンドル集会も幕を閉じた。特区政府保安局の●炳強・局長は25日朝、商業電台の番組に出演し、「いかなる団体・組織も違法行為があれば、解散したとしても刑事責任を免れるわけではない」とコメント。また現在は香港返還以降で基本法23条の立法の最良な時機であると指摘し、2003年の草案を基にスパイ活動防止を加えて立法作業を進める意向を示した。【●=登におおざと】
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