中央人民政府駐香港特区連絡弁公室(中連弁)の駱惠寧・主任は6月12日に行った講話で「『一党独裁の終結』を叫ぶ者は香港の繁栄と安定にとっての大敵」と言及した。同日の香港メディアによると、香港市民支援愛国民主運動連合会(支連会)の蔡耀昌・秘書長は「駱主任の講和は突然で、支連会は会議を開いて討議するのに時間が必要」と述べた。支連会はこれまで一貫して「一党独裁の終結」を綱領の1つに掲げてきたが、駱主任の講和では「中国共産党よりも1国2制度の価値を分かっている者はいない。一党独裁の終結を叫ぶ者は党の1国2制度事業の指導を否定しており、香港を地政学の駒にして中国を封じ込める道具にしようとしている」と指摘した。
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