「一党独裁の終結」を綱領に掲げている香港市民支援愛国民主運動連合会(支連会)は取り締まりに遭うことがうわさされ、数カ月前に多くのメンバー団体が脱退し、このほど社区組織協会(社協)も脱退を表明した。8月21~22日付香港各紙によると、社協は声明で「すでに支連会を脱退しており、メンバー団体ではない。社協は過去20年余り、支連会の仕事には参加しておらず、会議にも出席していない」と述べた。支連会の梁錦威・常務委員は、近日中に常務委員会を開催し、解散するかどうかを含めた支連会の去就について話し合うことを明らかにした。現在、李卓人・主席と何俊仁・副主席が獄中にいるため、残りの5人の常務委員で討議するという。
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