李家超・政務長官は7月3日の公式ブログで、1日に銅鑼湾で発生した警官襲撃事件に言及した。4日付香港各紙によると、李長官は同事件について「調査は単独のテロ襲撃であることを示している」と述べ、ネット上ではこの犯人への支持を鼓吹する者がいて、追悼や献花を含めてさまざまな形で美化し、ひいてはこれらテロ行為を奨励している者がいると指摘。こうした意識と行為は引き続き破壊活動を鼓吹し、香港の安全と秩序を脅かすものであるとして「テロ活動を鼓吹または扇動した場合は香港版国家安全法のテロ活動罪に当たり、極めて深刻な罪となる」と警告した。また「一昨年6月から発生した暴力デモの影響は深く、香港の法を守る意識が破壊され、地元テロリストが生まれ始めた」として、一昨年の暴力デモ発生期間には20件の爆弾・拳銃事件が発生し、外国のテロ襲撃の手法に似ていると説明。香港版国家安全法が香港の乱局を制御したとしても、香港独立と破壊分子は依然として残っていると指摘した。
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